「洗濯物を干す作業、人生で一番無駄な時間じゃないか?」 そう思い立った2021年、私は長年使っていた日立の縦型洗濯機に別れを告げ、ドラム式洗濯乾燥機を導入しました。
選んだのは、SHARPのES-S7C(2019年製)。 現在は後継機のES-7S1が出ていますが、基本的なサイズ感や機能は変わらない、このシリーズの完成形とも言えるモデルです。

結論から言うと、一人暮らし・二人暮らしで、洗濯パンが狭いならこれ一択です。
この記事では、実際に数年間使い倒して分かった「ドラム式の時短効果」と、この機種特有の「ホコリ問題(リアルな失敗談)」を包み隠さずレビューします。
結論:干す手間からの解放!「時間」を買うなら間違いなく買い
一言でジャッジするなら、買いです。
特に、働いていて忙しい人や家にあまりいない人にとって、天気や時間を気にせずスイッチ一つで「乾燥」まで終わる体験は、一度味わうともう戻れません。 洗浄力や衣類の傷みなど、縦型に劣る点は正直ありますが、それを補って余りある自由な時間が手に入ります。
目次
- なぜ「ES-S7C」を選んだのか?マンションサイズの正義
- 縦型から乗り換えて感動した3つのメリット
- 干す作業がゼロに!これが最大の時短
- タオルがホテル並みにフワフワ
- 天気と「留守」を気にしなくていい
- 正直に話す「微妙だった点」と注意点
- 洗浄力と「衣類の傷み」問題
- 意外とアナログ?洗剤ケースとフィルター
- 【失敗談】ドラム式の宿命「ホコリ詰まり」との戦い
- 最新モデル「ES-7S1」とどっちを買うべき?
- まとめ:1〜2人暮らしの最強の投資
なぜ「ES-S7C」を選んだのか?マンションサイズの正義
ドラム式洗濯機への憧れはあっても、最大の壁になるのが「サイズ」です。 一般的なファミリー向けのドラム式は巨大で、一人暮らし用のアパートやマンションの「防水パン(洗濯機置き場)」には入らないことが多いのです。
そこで選んだのが、この【JUST-SIZE DRUM】シリーズ。


幅640mm × 奥行600mm というコンパクト設計。 「これならウチにも置ける!」という絶妙なサイズ感こそが、この機種を選んだ最大の理由です。1〜2人暮らしには必要十分な容量(洗濯7kg/乾燥3.5kg)も確保されています。
縦型から乗り換えて感動した3つのメリット
1. 干す作業がゼロに!これが最大の時短
以前は洗濯が終わるのを待ち、ハンガーにかけ、ベランダに干し、夕方に取り込み、畳む…。この一連の作業がボタンひとつで消滅しました。

夜寝る前にスイッチを押せば、朝には乾いた服が出来上がっています。 週に2回洗濯するとして、1回30分の「干す・取り込む時間」が浮けば、年間で約50時間もの自由時間が生まれる計算です。
ちなみに、アメリカなどの海外では景観を守るために「外干しはご法度」という地域が多いんです。 というのも、外干し=「乾燥機が買えない(生活に余裕がない)」というイメージに繋がり、地域の不動産価値を下げてしまうと考えられているからだとか。 徹底した「景観維持」と「効率重視」の文化が生んだ、乾燥機主流のスタイルなんですね。 日本では「お日様に当てるのが良い」という文化がありますが、この効率的な「アメリカンスタイル」を取り入れると、もう元の生活には戻れません(笑)。
2. タオルがホテル並みにフワフワ
縦型洗濯機で外干ししていたタオルはバリバリになりがちでしたが、ドラム式の乾燥機能を使うと、空気をふくんでパイルが立ち上がり、フワフワに仕上がります。 お風呂上がりの幸福度が変わります。
3. 天気と「留守」を気にしなくていい
外出時に急な雨が降ったとき、「あ!洗濯物干しっぱなしだ!」と絶望することがなくなりました。 部屋干しの生乾き臭とも無縁です。
正直に話す「微妙だった点」と注意点
洗浄力と「衣類の傷み」問題
正直に言います。泥汚れなどの「洗浄力」単体で見れば、大量の水で洗う縦型洗濯機の方が上です。

また、叩き洗いをする構造上、タオルなどの糸がほぐれやすかったり、衣類へのダメージは若干あります。 大切な服やデリケートな素材は必ず「洗濯ネット」に入れること。これがドラム式と長く付き合うコツです。乾燥にかけたくない服だけは、取り出して部屋干ししています。
意外とアナログ?洗剤ケース
最新の上位機種にある「洗剤自動投入」はこのサイズにはありません。

毎回自分で測って入れる必要がありますが、慣れればどうということはありません。
【失敗談】ドラム式の宿命「ホコリ詰まり」との戦い
ドラム式洗濯機を導入する人に、これだけは伝えておきたい「現実」があります。 それはメンテナンス(掃除)です。
乾燥機能を使うと、どうしてもホコリが出ます。毎回このフィルターを掃除する必要があります。

さらに厄介なのが、フィルターを通り抜けた微細なホコリが、本体内部の乾燥ダクト(空気の通り道)に蓄積していくことです。 これを放置すると、乾燥時間が伸びたり、生乾きの原因になります。
私は半年に1回ほど、アマゾンで買った「配管ブラシ」を使ってダクトの奥を掃除しています。 「完全放置でOK」というわけではない点だけは、覚悟しておいてください。
もしくは、1万円くらいで分解清掃サービスもあるみたいですが、、
最新モデル「ES-7S1」とどっちを買うべき?
私が使っているのは2019年製の「ES-S7C」ですが、現在は最新モデルES-7S1が発売されています。
https://jp.sharp/sentaku/products/es7s1 【公式サイトリンク】
正直なところ、コンパクトで乾燥までできるという基本機能は完成されており、大きな違いはありません。
- ES-7S1(最新): デザインがより洗練され、ドア周りの掃除がしやすくなっている。新品保証の安心感。
- ES-S7C(旧型): 中古市場で安く手に入るが、前述の「ダクト詰まり」のリスクがあるため、メンテナンス状態には注意が必要。
予算に余裕があるなら、長く使う家電なので最新の「ES-7S1」をおすすめしますが、構造自体は私のS7Cでも十分現役で戦えています。
毎年のように新モデルが出ますが、「コンパクトドラム」としての完成された形は引き継がれているので、数年前の型落ちモデルを狙うのも、実は賢い選択肢の一つだと思いますよ。
まとめ:1〜2人暮らしの最強の投資
SHARP ES-S7C(およびSシリーズ)のレビューでした。
- メリット: 干す手間ゼロ、サイズがコンパクト、天候フリー
- デメリット: 縦型より洗浄力は劣る、ホコリ掃除が必要
家族が多くて1日に何回も回す家庭なら、もっと大型の機種が良いでしょう。 しかし、1〜2人暮らしで日中忙しい人にとって、これほどコスパの良い投資はありません。
洗濯板から洗濯機に進化したように、「干す」という作業を家電に任せる時代。
浮いた時間で、自分の人生を楽しみましょう!


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